フォトビジョン 003HW オマケ (6) PHOTO CD [IT]
Personal ComputerにCDROMが装備され始めた頃(アプティバとかね)、
マルチメディアを標榜するコンテンツが多数創られました。
おばあちゃんとぼくと (Just Grandma and Me) とか…
私の同世代のお父さん&お母さんとか、もう絶対!、棚に何枚かのコンテンツが眠っていると思います。
その頃の一つに「フォトCD」と言う規格が有りました。
「フォトCD」自体は、今もネガフィルムからの変換サービスでは使われているので現役かな?
でもその頃のコンテンツはハイビジョンと高解像度画像がメインの今となっては、
とっても中途半端、オワコン(終わったコンテンツ)感満載です(失礼)。
だって当時の画面はVGA(640x480ピクセル)表示がデフォルトで、
XGA(1,024x768ピクセル)表示のシステムはとても高価でしたから。
表示できないコンテンツは作っても意味が無いですものね!
ちなみにスマホのiPhone 4の解像度は960×640ピクセルです、ですから、
当時のコンテンツは今ならちょうど「手の平サイズの解像度」以下と言うことになります。
「フォトCD」は、当時はまだハードウェアの規格が定まらない状況下でしたが
再生可能な環境が多いのがメリットで、多数のコンテンツがそれを利用して発売されました。
今回はその「フォトCD」のコンテンツを「フォトビジョン」で楽しんでみよう!と、言うことです。
「フォトストーリー ninguru ニングル」CD-ROM
倉本聡・作 与勇輝・人形 大竹しのぶ・語り POLYSTAR
ニングルと言う北海道の原生林の奥深くに少数生存する、先住民族のお話です。
PCで再生すると大竹しのぶさんの「語り」も聞くことが出来ますが「フォトビジョン」は音が出ません。
上記のCDを見てみると・・・D:\PHOTO_CD\IMAGESフォルダの中に有る
拡張子PCDファイルが実際に再生する写真のファイルの様子。
これらのPCDファイルをJPEGファイルに変換して、SD カードでフォトビジョンへ移動します。
まず、ファイルの変換には「IrfanView32」を使用しました、
「IrfanView32」は高速・高機能かつ非常に使いやすい、フリーウエアのマルチメディアビューア。
オーストリアの Irfan Skiljan 氏が作られていますが、下記リンク先にて日本語版を入手することが出来ますIrfanView 日本語のページ
http://www8.plala.or.jp/kusutaku/iview/
インストールは特に無く出来たフォルダを任意の場所に移動するだけ。
インストール後、起動して・・・ファイル(F) → 一括変換 形式/名前(B)
対象ファイルを選択して下さい。
今回は、数も多いのですが(120枚程)全部選んで一括返還。
作成後のJPEGファイルの出力先を指定します。
詳細設定→「縁を自動削除」にチェックしてみました(もちろん任意でどうぞ)。
実行すると、状況とメッセージが表示されて・・・しばらくすると無事終了しました。
作成後のJPEGファイルの出力先指定には下記のようにファイルが作成されていて、
ファイルサイズも一枚当たり16Kほど、120枚全部でも4Mバイト以下に収まっています。
軽くて扱いやすい丁度良いサイズ。
上記のファイルたちを「SDカードに移動」→「SDカードをフォトビジョンへ挿入」するだけ。
ちなみにファイル変換しているので、これが「一枚だけ私的コピーする権利」として認められるかどうか?は微妙です。
オワコンのリサイクルという視点で…とりあえず。
私的利用の範囲と言うことでお願い致します。
eof.
2011-05-08 23:17
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0