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Nardan No,100 (なるだん=鳴る弾 なんばーひゃく) [music]

今、手を入れているNardan No,100 は国産の古いギター

このギターは1960年代から作られていて
この一台(写真の物)は多分1970年代前半の物と思われます。

「ナルダン」は「鳴る弾く」と言うところで命名されているそうで
現在はギターはラインナップに無く大正琴の国産メーカになっています
(もっとも米国産の大正琴ってのも聴いたことないし)。

半世紀を刻み歴史は古いけどビンテージや、アンティークとはとても言えない・・・
GibsonのSuper 400辺りにインスパイア(触発)されてるんでしょうが・・・
1971年~のニクソンショックまで1ドル360円の固定相場でしたし、
当時の日本での輸入販売価格は家も買えたんじゃ?って思います。
なので本物は誰も見たこともないって・・・そんな時代の日本製ピックギター・・・
まぁ昭和レトロを感じさせる一本です。

合板のボディで決して高級品とは言えないつくりですが、
大きなボディと独特のサウンドホール(Fホール・・・では無いですよね、これ)
ぶっといネックからの出音にはものすごいインパクトがあります。

銀座とか浅草・上野辺りのキャバレーでビッグバンドJAZZのリズムギターを担当していたんでしょうね。
私もこれでデュークエリントンとか、シング・シング・シングとかやってみたいですね。
ジーン・クルーパのドラムに負けない音でこのギターをかき鳴らしたいです(願望)。

横浜でなら伊勢佐木町ブルース、ブルーライトヨコハマ・・・
港町の今はもう届かないそんな曲。
nardan-3.jpg elvis.jpg


 * 写真右は伝説のエンターティナーエルビス・プレスリーの
 * 「'68 Elvis Comeback Sepcial」、使用ギターはGibson Super 400 ですね。
 * テールピース(弦を止める金属のところ)の型がナルダンと一緒に見えるでしょ?

オリジナルにはかわいいプラスティックカバーの糸巻きがセットされています。
プラスティックのナットも外して、牛骨で作成して再取り付けしましたよ。
指板も合板で出来ているのが目視でも確認できますね。

nardan-4.jpg nardan-5.jpg


グローバーのペグに換えてみました、ギター全体の雰囲気からペグだけが浮かないように
手持ちの古いパーツを選んで交換しています。

nardan.jpg nardan-2.jpg

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